千葉県柏市立の小学校1校で、児童の個人情報が記載された文書が、保護者向け連絡システムを通じて誤って送信される事案が発生した。
柏市教育委員会によると、当該小学校では、書き初め展の申込案内文を作成する際、本来添付すべきでない文書を誤って添付した状態で、学校連絡システムを使い電子的に保護者へ送信していた。
この添付文書には、前年度の書き初め展に申し込んだ児童84名分の氏名、学年、学級が記載されており、結果として個人情報が流出した形となった。
誤送信は2025年12月10日に発生。
担当者は送信直後に誤りに気づき、管理職へ報告している。
管理職が当該メッセージを削除し、アプリ上で閲覧できない状態にしたという。
その後、保護者から学校へ問い合わせがあり、誤送信した文書を削除した旨を説明している。
原因については、案内文作成時に誤った文書を添付したことに加え、管理職が承認時に添付ファイルの内容を十分に確認しなかったことが重なったと説明されている。
学校側は対応として全保護者に対し、事案の概要や経緯、原因、再発防止策、二次被害のおそれがないことを説明する文書を学校連絡システムで送信。
影響対象となった児童の保護者に、個別での謝罪を行っている。
柏市教育委員会は再発防止策として、送信時の複数職員によるダブルチェックを徹底するよう指導したという。
また、市内全校を対象に、学校連絡システムの運用方法や課題を把握し、組織的・技術的な個人情報流出防止対策を進めるとしている。
【参考記事】
https://www.city.kashiwa.lg.jp/documents/42514/shidoka_kohyo.pdf