2025年12月18日、神奈川県立こども医療センター(横浜市南区)で個人情報の流出が判明した。
同センターによると、2025年11月5日に患者からのカルテ開示請求を受け、11月21日に紙カルテをCD-Rに複写して送付。
しかし11月24日に請求者から「自身以外の患者のカルテが混入している」との連絡が入ったことで問題が浮上。
同センターは11月26日に改めてCD-Rを作成して送付したが、12月1日に再度「同一の他患者のカルテが混入している」との指摘を受けた。
原因は、紙カルテに同じ病棟に入院中の同姓患者の文書が誤って綴じ込まれていたこと、およびカルテ開示時の確認が不十分だったことにある。
一度指摘を受けた後も、十分な確認を行わず、複数人によるチェックを怠ったことが繰り返しの原因となった。
流出した個人情報には、患者の氏名、生年月日、性別、身長、体重、家族情報、病気や治療歴などが含まれる。
対応として同センターは11月24日に請求者へ直接謝罪、その後CD-Rを回収した上で正確なCD-Rを送付している。
12月4日には流出対象の同姓患者へ電話で経緯を説明し謝罪している。
再発防止策として、同センターは今回の事案を院内に周知。
患者の誤認に対する注意を喚起するとともに、カルテ開示時の複数人による確認を徹底する方針を示している。