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個人情報漏洩
2025.11.19
保育状況や障害の有無など49名分の情報流出おそれ USBメモリ紛失【北九州市】

北九州市の保育所で、卒園児49名分の個人情報が記録されたUSBメモリの紛失が判明した。
USBには、2023年と2024年3月に卒園した子どもの個人情報である、氏名や住所、生年月日、電話番号、保育状況や障害の有無、対応内容と言った情報が記録されていたという。

市によると、紛失したUSBメモリは保育士が卒園アルバム作成などの業務に使用していたもので、2025年10月10日の作業後、デスクに置き忘れた可能性が高いという。
10月25日に保管場所で不在が確認され、11月4日に市が公式に公表した。現在も保育所内や周辺を捜索しているが、発見には至っていない。
特に問題視されているのは、このUSBメモリにはパスワードや暗号化が一切施されていなかったことで、万が一第三者の手に渡った場合、個人情報がそのまま読み取られる恐れがあるという。

北九州市は11月4日以降、対象となる保護者49名全員に電話や文書で個別に連絡し、謝罪と説明を行った。
現時点で外部への情報流出や不正利用の痕跡は確認されていないとしている。
また警察にも相談し、必要に応じて捜査を依頼する方針とのこと。
市は再発防止策として、個人情報取り扱いに関する職員研修の強化、USBメモリの使用ルールを見直しと原則禁止へ変更、クラウドストレージなどより安全な方法への移行の検討など挙げている。
市は「二度とこのような事態を起こさないよう、全力で対策を講じる」としている。引き続き、USBメモリの行方や新たな進展があれば、公式サイトなどで公表するとしている。

地元メディアの取材に対し、保護者の一人は「子どもの住所や障害に関する情報まで入っているのは怖い。しっかり管理してほしかった」と不安を訴えており、SNS上でも「またUSB紛失か」「保育現場の情報管理が遅れている」といった批判や懸念の声が相次いでいる。

【参考記事】
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/