セキュア(4264)は、監視カメラのハッキングリスク低減に取り組むとともに、IoTセキュリティの「見える化」を推進する方針を示している。同社は、AI・画像認識・顔認証とセキュリティを融合させたソリューション製品を提供する企業であり、監視カメラを単なるセキュリティ機器ではなく、高度なITネットワークソリューション、経営に役立つビジネスソリューションと位置付けている。監視カメラを含むIoT機器は利便性が高い一方、管理不備などを起点に不正アクセスの対象となり得るため、運用と対策の実効性が問われる領域である。同社は、こうしたリスクの低減と、対策状況を把握しやすくする取り組みを進めるとしている。
今回の開示は、監視カメラに代表されるIoT機器のセキュリティをめぐり、ハッキングリスクの低減と運用上の可視化を軸にした内容である。IoT機器は設置台数が増えやすく、拠点ごとに機器や設定が異なる場合もあるため、対策の状況が把握しにくくなりやすい。そこで「見える化」により、どこにどの機器があり、セキュリティ上の状態がどうなっているかを捉えやすくすることが狙いとなる。あわせて、監視カメラのハッキングリスク低減に向けた取り組みを進めるとしている。
監視カメラやIoT機器のセキュリティは、機器単体の問題にとどまらず、ネットワークや運用ルールとも密接に関係する。リスク低減策と「見える化」の推進は、機器の利用が広がる環境において、対策状況の把握や管理の継続性を支える観点から重要となる。今回の方針は、IoT機器を利用する現場で、セキュリティを運用として定着させるための方向性を示すものといえる。
セキュアは、監視カメラのハッキングリスク低減と、IoTセキュリティの見える化を推進する方針を示している。同社の監視カメラシステムはコンビニ導入で2000店舗を突破するなど、実績を積み重ねている。IoT機器の普及に伴い、対策の実施状況を把握しやすくしながらリスクを下げる取り組みの重要性が高まっている。今後、同社の施策がどのように展開されるかが注目される。
セキュア[4264]:監視カメラのハッキングリスク低減とIoTセキュリティの見える化を推進 :日経会社情報DIGITAL – 日本経済新聞