報道によると、警視庁の元捜査員の男が、いわゆる「トクリュウ」と呼ばれる犯罪グループの「ナチュラル」のメンバーに捜査情報を漏洩したとして起訴され、男は「情報漏洩したことは間違いありません」と述べ起訴内容を認めている。情報のやり取りには「ナチュラル」内部の特殊なアプリを通じたとされる。
警視庁暴力団対策課の元警部補・神保大輔被告(43)は、捜査機関に在籍していた立場を背景に得た捜査情報を外部へ伝達したとされ、検察により地方公務員法違反の罪で起訴された。報道では、男が初公判で起訴内容を認めている点が伝えられている。
また、情報の伝達手段として「ナチュラル」内部の特殊なアプリが用いられたとされ、アプリ経由で連絡・共有が行われた可能性が示されている。捜査情報は捜査の進行や関係者の安全に関わり得るため、捜査機関内部からの漏洩が問題視される事案である。
捜査情報の漏洩は、捜査の支障につながるだけでなく、犯罪グループ側が摘発を回避する行動を取りやすくなるなど、捜査全体の実効性に影響を与え得る。さらに、内部の情報管理への信頼低下を招くおそれがある。
対策としては、捜査情報へのアクセス権限の厳格化、情報持ち出しや外部送信の監視・検知、職員に対する守秘義務の徹底など、組織的な情報管理の強化が求められる。通信アプリを介したやり取りが指摘されていることから、業務情報の外部アプリ利用に関するルールの明確化も重要となる。
警視庁の元捜査員が「トクリュウ」の「ナチュラル」側へ捜査情報を漏洩したとして起訴され、本人が初公判で起訴内容を認めていると報じられた。通信手段として「ナチュラル」内部の特殊なアプリが挙げられており、捜査情報の取り扱いと外部通信の管理を含む、組織内の情報統制の在り方が改めて問われる。
トクリュウに捜査情報漏洩…元警視庁捜査員の男「情報漏洩した」起訴内容認める 「ナチュラル」のアプリ通じ – FNNプライムオンライン