JR仙台病院で、院内で使用していたパソコンやSSDなどの記録媒体が所在不明となり、個人情報が漏えいした可能性があることが明らかになった。対象は最大で6639人分に上るとされ、病院は経緯の確認と対応を進めている。
報道によると、2月3日にパソコンの廃棄作業をしていた際、廃棄予定のパソコン358台のうち、端末3台、2台の端末のバッテリーとSSD、3台の端末のSSDが紛失していることが発覚した。パソコンは職員が業務で使用していたもので、去年6月中旬から施錠された空き部屋に保管されていた。紛失した機器にはパソコンやSSDなどが含まれ、患者の名前や疾患名など6639人分の個人情報が保存されていた。病院は紛失した機器の捜索を行うとともに、影響範囲の特定を進めている。現時点では外部への漏洩は確認されていないが、第三者への流出の可能性があるとしており、盗難の可能性も含めて警察などへの報告を行うとしている。
今回の事案は、医療機関が扱う個人情報の管理体制に関わる問題であり、対象人数が最大6639人分とされる点からも影響は小さくない。JRは「管理が行き届いていなかった」とコメントしており、今後、情報管理の徹底やセキュリティの強化を行い、再発防止に努めるとしている。病院側には、紛失機器の回収可否の確認、保存データの内容と対象者数の精査、関係者への説明など、事実関係に基づく対応が求められる。あわせて、院内で利用する機器・媒体の保管や持ち出し管理など、運用面の点検も重要となる。JRは対象となる患者に対しては、個別に連絡するとしている。
JR仙台病院でパソコンやSSDなどが紛失し、最大6639人分の個人情報が漏えいした可能性がある。病院は捜索と調査を進めており、今後の調査結果と具体的な対応が注目される。