大阪市西成区役所で、結核健診に関する受診票16名分が紛失した。
公表によると2025年12月16日、萩之茶屋南公園南側で検診車を使って実施した結核健診の受診票が、区役所内の点検中に所在不明であることが判明。
職員が執務室で書類の整理を行っていた際に気づき、複数名で室内を捜索するも発見できず、紛失と判断されている。
受診票には、氏名、住所、性別、生年月日、電話番号、保険加入状況、問診項目、レントゲン撮影所見といった個人情報が記載されていた。
区役所は、2025年12月17日時点でデータ入力が完了していたことを確認しており、この時点までは書類が区役所内にあったという。
その後、区役所本館と保健福祉センター分館の間で書類を専用逓送便でやり取りする過程で所在不明になった可能性が高いと説明。
庁外への持出や他機関への送付は行っていないため、外部への流出の恐れはないとのこと。
原因は、本館でデータ入力・集約を、分館で医学的所見確認と保管を分担しているため、両者の間で物理的な書類の送受が必要だった点にあり、送付時や受理時の確認が十分でなかったことが挙げられている。
対応として、影響対象となった全員に個別での説明と謝罪が行われた。
再発防止策として、本館・分館間の送受ルールを厳格化し相互確認を徹底するほか、庁内パソコンでデータを一括共有できる仕組みに切り替えて物理的な書類のやり取りをなくす方向で取り組むという。