和歌山県は11月19日、西牟婁振興局建設部が管理していた県道や河川と民有地の境界を定めた重要な公文書59件を紛失したと発表した。
紛失した文書は、1970年から2001年までに田辺市で確定した31件と、1994年から1998年までに白浜町で確定した28件で、合計59件と説明されている。
これらの書類には、地権者の氏名・住所・生年月日・性別、そして実印の印影が記載されており、原則として永久保存が義務付けられていた。
地権者が過去に確定した境界を証明する書類の交付を申請した際、該当書類が見つからないことで問題が浮上。
調査の結果、他の関連文書も含めてすべて所在不明であることが判明した。
現時点で個人情報の外部への流出は確認されていないが、県は関係する地権者全員に直接謝罪を行っている。
また、紛失した境界情報については、法務局の登記簿などを活用して内容の確認を進めるとしている。
西牟婁振興局は「公文書と個人情報の管理をこれまで以上に厳格に行い、再発防止に全力で取り組む」とコメントした。
【参考記事】
https://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/file/43834_0.pdf